ウィル スミス

Will Smith

INSERTKEYS[PR] 俳優のさんが授賞式で、コメディアンのクリス・ロックさんを平手打ちした。 この一件をどうとらえるか、日本と米国で受け止め方が違うように見える。 日本では、脱毛症を公言している妻のジェイダ・ピンケット・スミスさんが侮辱され、それに抗議したスミスさんへの擁護論もある。 一方の米国では、スミスさんに批判的な意見が多いという。 なぜか。 ブラックカルチャーや米国の社会事情に詳しいニューヨーク・ハーレム在住のフリーライター、堂本かおるさんに聞いた。 米国では、「暴力は何があってもだめだ」という論調がまずあります。 米国って、銃犯罪、DV（ドメスティックバイオレンス）、子どもへの虐待など、暴力事件が多い社会です。 非常に相反する部分ではあるのですが、だからこそ、暴力は絶対にだめだという空気が、基本としてある。 幼稚園のころから「けんかしても、たたいたらだめよ」というのは、徹底して教えられる社会なのです。 日本の漫才師が相方の頭をはたいたり、どつき合ったりしているじゃないですか。 あれも米国では絶対にやらないです。 本音と建前ですよね。 建前の部分で、「米国はリベラルな先進国」という自負が非常に強いですから。 感情的になって暴力を振るう、ウィルのような「成熟していない言動」は許されないのです。 米国では、自分の怒りをコントロールする「」というセラピーが盛んに行われています。 日常生活でああいった言動をとった人は、とりあえずアンガーマネジメントセラピーを受けるように命じられたりもします。/INSERTKEYS

ウィル・スミスのアカデミー賞“強烈ビンタ”に賛否「男としては格好いい」「ドン引き」「間違ってない」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

現地時間3月27日（日）の夜、長編ドキュメンタリー映画賞（『』のクエストラブ監督が受賞）のプレゼンターとしてアカデミー賞授賞式のステージに立ったクリス・ロックは、その日の決定的瞬間に立ち会うことになるとは予想だにしなかったでしょう。 クリスがステージ上でウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたジョークを放ち、それを聞いたウィルが席から立ち上がってステージに上がり、ロックの顔を平手打ちした事件は実に衝撃的でしたし、今もなお話題になっているという事実も然り、です。 しかしその後多くの視聴者は、なぜ他人に暴力を振るったウィルが授賞式から退席させられなかったのか、不思議に思っていたことでしょう。 前代未聞となったこの平手打ち事件は、間違いなく退席に値する違反行為です。 その後、『』でリチャード・ウィリアムズを演じたウィルは主演男優賞を受賞し、涙ながらに熱のこもったスピーチを行いましたが、そのために式に留まることが許されたのでしょうか。 その後3月30日（水）に、アカデミー側は『ハリウッド・リポーター』誌を通じて声明を発表し、ウィルを授賞式から退席させようと試みたが、彼が拒否したと述べています。 さらに、ウィルに対する処分を検討するとも述べ、「事態は私たちが予想もしなかった形で展開しました。 我々はスミス氏に授賞式から退席するよう求めましたが、彼がそれを拒否したことを明らかにしたいです。 そのいっぽうで、我々があの状況を違った形で対処することもできたと認識しています」と綴っています。 Neilson Barnard Getty Images 匿名を条件に『ハリウッド・リポーター』誌のインタビューに応じたあるアカデミー役員は、ウィルが「手に負えない」状態だったと言い、次のように続けています。 「人々は、本来あるべき結果を求めています。 全支部の全メンバーは、責任者に連絡を取っています。 あれは間違いなく暴力でしたし、物理的な意味だけでなく、業界全体に対する暴力でもありました」 しかし、それで終わったわけではありません。 エンタメサイト『TMZ』は現地時間の3月28日（木）、独自に入手した3人の匿名関係者の証言を報じ、その全員がアカデミーサイドの説明に反論したため、事態はさらに複雑化しました。 3人によると、平手打ち事件後の最初のCM休憩の間、「アカデミー賞の関係者は、バックステージでウィルの代理人と話し、何が起きたのかを熱く語っていた」そうです。 彼らの証言によれば、アカデミー賞関係者の間でも、ウィルを授賞式から退席させたいという意見と、留まらせ アン ジュジュ 2022